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超伝導磁気共鳴画像診断機器(MRI)1.5テスラ
当院のMRI装置は、1.5テスラMRI装置で、X線やCT装置などと異なり磁力を使って身体のさまざまな断層像を撮影しますので、放射線による被ばくはありません。人体のあらゆる方向(頭部・胸部・腹部・脊椎・四肢など)の全身画像を撮影し早期の脳梗塞などの診断も可能となります。また、造影剤を使用せずに血管・胆道系の情報が得られ、全身の診断と治療に役立てる事ができます。
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64列マルチスライスX線CT装置(体脂肪測定)
当院のCT装置は、通常の撮影とは別に、非常に簡単に体脂肪測定を行うことができます。撮影はCTスキャンで腹部を1回転撮影するだけで、撮影画像を皮下脂肪と内臓脂肪をわかりやすく色分けし、皮下脂肪と内臓脂肪の面積の測定を行います。結果をレポートとしてプリントアウトしてお渡しします。
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骨密度測定装置
当院では、骨密度測定装置を設置し、骨粗しょう症の予防、診断および治療に取り組んでいます。骨折すると多大な苦痛を強いられる脊椎部、大腿骨部の骨密度を直接測定することで診察や治療に役立てることができます。10分程度で測定でき、測定には痛みもありません。
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超音波診断装置
当院の超音波診断装置(エコー装置)は、高画質で多彩なプローブバラエティと臨床アプリケーションにより、腹部・表在・循環器などの幅広い分野での検査が行えます。当製品はPrecision Imagingを搭載し、超音波画像を形成する信号を処理することにより、組織信号を強調し、生体内組織の境界などの構造視認性を高め、腫瘍部分などがより描出しやすくなっております。
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持続グルコース(ブドウ糖)測定装置
CGM(持続グルコース測定)検査とは、お腹などに専用のセンサを装着し、最大6日間連続で血糖の日内変動とその傾向をみる検査です。※1、※2
SMBG(血糖測定器)だけでは得られない情報があります。HbA1cでは知ることのできない血糖値の逸脱、特に夜間低血糖の検知に有効です。SMBGでは明らかにできなかった血糖変動パターンを明示します。血糖変動の全体像を可視化し、治療方針の決定をサポートします。
※1 リアルCGMとは異なり、一定期間(最大6日間)測定後に血糖変動をレポートで確認
※2 CGM検査には保険上の算定要件があります。 -
尿流測定装置
当院では、前立腺肥大症による尿勢低下を始めとした下部尿路症状による排尿障害の疾患検査が行える自動尿流測定装置(TOTO製)を導入しております。従来型は非水洗式のポータブル便器に排尿するタイプがほとんどでした。そのため、尿臭などもあり、トイレではない場所で検査が行われたりと、患者さまには緊張やご不便を強いられる場合もございました。この検査装置ではそのような心配は無く、安心してトイレ内で検査を行えます。(泌尿器科)
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血圧脈波検査装置生理検査
日本人の死因の3割は「脳梗塞」や「心筋梗塞」などの動脈硬化が原因の疾患です。
その動脈硬化を簡単に発見できる方法が、当装置を使用して行うCAVI(キャヴィ)検査です。
仰向けに寝た状態で血圧と脈波を5分程度測定するだけで、動脈のかたさ、詰まり、血管年齢などが測定できます。
あなたの動脈硬化の程度が、CAVI(キャヴィ)検査で解ります。 -
神経筋機能検査装置
神経・筋疾患の診断に欠かす事のできない検査方法として筋電図検査があります。
筋電図検査には、針筋電図検査と誘発筋電図検査(神経伝導速度検査)に分類されますが、当検査装置は電気刺激を与え、神経や筋線維から発生する生体信号を測定する誘発筋電図検査(神経伝導速度検査)装置です。
主に糖尿病性末梢神経障害や整形外科、リウマチ内科等で患者の神経伝導速度検査を行うことを目的に使用されます。 -
生理検査
一般の心電図の弱点は実際の記録時間が短い事です。そのため、一過性の不整脈や狭心症をたまたまキャッチできるというチャンスは滅多にありません。そんな短時間しか記録できないという欠点を補うのが超小型24時間心電図(ホルター心電図)です。小型のホルター心電図は24時間心電計を装着して丸1日心電図を撮り続ける検査です。一般の心電図とは違い、24時間連続記録するため、通常では発見されにくい一過性の症状の診断に有用です。
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体成分分析装置(InBody)
この測定機器では、筋肉量やミネラル組成を計測することにより、より細かな情報が瞬時に収集できます。様々な診断・指導に活用でき、より効果的な診療を行う事ができます。検査方法は、8点の電極を手足に装着し、ベッドで仰向けに寝ていただいた状態で、数分で終了します。微弱な電流を流してその抵抗値から、体の体水分量、細胞外水分量、細胞内水分量、体脂肪量、筋肉量などを測定します。全身のむくみが部位ごとに測定でき、また、むくみの治療経過等が数値で分かります。
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内視鏡検査(大腸)
大腸内視鏡では、大腸疾患の検査・診断のみでなく内視鏡での治療も行うことができます。大腸内視鏡検査は、早期の大腸がんを発見できるばかりでなく、がん化する恐れのあるポリープを内視鏡で切除することによってがんを未然に予防することもできます。当院の大腸内視鏡は、色ノイズがほとんどなくリアル画像の一瞬をそのまま切り取る感じで高画質な静止画像を得ることが可能なデジタル高画質スコープです。高画質・高精細な画像により、より正確に診断することができます。