設備について

  • 人工透析室

    慢性透析を受ける患者数は年々増加しており、慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease:CKD)によって新たに透析治療を必要とされる患者様も年々増加傾向にあります。当院はこのような環境をふまえ、安全で真心の行き届いた透析医療を提供するため、慢性維持透析患者様を対象とした人工透析室を開設しております。

  • リハビリテーション室

    当院では、骨折(大腿骨頸部骨折・圧迫骨折など)・脳梗塞や出血後の方に対して、症状・傷害の軽減を図り、日常生活動作の獲得や自宅復帰を目指す回復期リハビリテーション病棟と、手術後や内科疾患などで入院後の早期回復を目指す一般病棟でのリハビリテーションと、退院後の在宅生活フォローを主眼に置いた外来リハビリテーション、介護保険での通所リハビリテーションと、多様なリハビリサービスの充実を図っております。地域に密着したリハビリテーションの確立を目指し、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士を多数配置し、患者様に最も適した治療を提供致します。

  • 各診療室


    一般診療室


    内視鏡室


    エコー室


    救急処置室

  • 眼科診察室

    当院では、患者様の眼の状態を把握する為の、さまざまな検査を行う機器を取りそろえております。緑内障の診断に必要な視野検査(見える範囲を確認するオクトパスや、視野の中心を見るGP)や、白内障・眼底出血の診断に必要な眼底写真(散瞳が条件)及び、網膜はく離・硝子体出血などの診断に必要なエコー検査などが行え、いち早く的確な診断や治療を行えます。また、症状に応じすばやい対応でレーザー治療も行えます。患者様の症状を傾聴し、病状をわかりやすく説明することを心掛けております。

  • パーソナルCGM機能搭載インスリンポンプ療法装置

    SAP(Sensar Augmented Pump)療法とは、パーソナルCGM機能を搭載したインスリンポンプ療法です。インスリンポンプ療法とは、携帯型インスリン注入ポンプを用いて、超速効型インスリンを皮下に持続的に注入する療法で、CGM(持続グルコース測定)は、腹部などに専用のセンサを装着し、連続的に間質液中のグルコース濃度を測定します。この値は、血糖値とよく相関している為、実際の血糖変動をシミュレーションするものとして利用されています。SAP療法の特徴は、CGMで測定されたセンサグルコース値がリアルタイムでインスリンポンプのモニタ画面に表示されるため、患者様自身で血糖変動を随時確認することができます。また、センサグルコース値が一定の範囲を上昇または低下した場合には、アラート(音やバイブでお知らせする)機能が、患者様の血糖コントロールをサポートします。 更に、インスリンポンプが持つ情報は、専用の管理ソフトを介して統合的に解析され、データのレポート化により個々の患者さまの最適な治療方針を導く情報として医師に提供させることが出来ます。

  • 皮膚良性色素性疾患治療用レーザー装置

    ◆レーザーの特徴
    ソバカスや年齢的に出来るシミなどを取り除くことができるレーザー装置です。当院のレーザー装置は、Q-スイッチドアレキサンドライトレーザーを搭載しており、過剰色素に作用し、周りの正常な皮膚組織には極力タメージを及ぼさず、限定された疾患部位への治療に効果を発揮することができます。

    ◆Q-スイッチとは

    レーザーパルスの照射時間を非常に短く制限させることができ、周辺の正常組織への影響を最小限に抑えた安全な治療ができるシステムです。

    ◆アレキサンドライトレーザーとは

    皮膚への負担が少ないとされるアレキサンドライトと呼ばれる人工宝石を媒質とした皮膚良性色素性疾患治療用のレーザーです。

前のページへ戻る